もっと面白い実験でたしかめる生物の不思議 梶田高由
出版社名 | 蒼天社 |
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出版年月 | 2004年1月 |
ISBNコード | 978-4-89477-990-7
(4-89477-990-0) |
卵を孵化させて育てたブラインシュリンプです。多分ランデブー中です。多分産卵しています。ホウネンエビと同じような生き方をしています。泳ぎ方に特徴があります。背泳です。腹側を上に向けています。下から光を照射するとひっくり返ります。トンボのヤゴは背を上向きにして泳いでいますが、下から光を照射すると背泳での泳ぎになります。きっと脳の働きの何かの鍵を持っているような気がしています。卵は熱帯魚やさんに売っています。でもここまで育てるのは結構大変です。水質、餌。普通の塩水で孵化はしますが、数ミリで死滅してしまいます。水のカルキ抜きしてしても変わりません。多分カルシウムイオンが大切だと思います。餌はどうするか。分かりませんが、ドライイーストを少しだけ与えれば良かったような気がします。走光性の実験をしようと思ったのですが、きちんとまとめないまま終えました。
雨上がりのクモの巣の雨粒の間隔はクモが決める
左は障子紙で作った人工の花です。朝開いて夕方閉じます。地上で作った紙には裏表があります。裏と表は何がしかの違いがあります。紙の場合は湿度に対する吸水力が違います。紙がどちらかへ反ります。バイメタルは温度変化で金属板が反る事と似ています。花びらも表と裏があります。花びらに気孔があるのかどうかは知りませんが、葉なら裏と表で違います。空気が乾いたり湿度が高くなったりすると葉の裏表で水分量が違ってきます。花びらでも同じような事が怒るのだと思います。セロハンで花びらを作り合わせて人工の花を作ると開閉すると思います。
ブラインシュリンプは人工海水+?Ca で育つ?
アサガオの蕾です。縦にほぼ等間隔に黒い筋がついています。この蕾がもっと小さいとき金網に煤をつけて判子のように印をつけておいたものです。蕾の基部のことは分かりませんが、ほぼ同じ程度に伸長していました。じゃあ蕾はどうやって開いていくのでしょうか。きっとアブシジンサンが分泌されて、先端の捻じれが解けて、伸長して行けば中央近くでラッパのように開いていくのだろう。
今年は蔓の巻き方について最後の調査にしたい。右手で支柱をくそ握りをした時親指が示す方向を右巻きと呼ぶことにことにします。左で親指が示す方向を左巻きと言うことにします。左巻きはアサガオをはじめ多くのつる植物の巻く方向です。誰かが地球が自転をしているからだと言った。が、それは全く違うと思っている。回転台に乗せて回転方向を変えて植物を育ててみればすぐ分かるだろう。アサガオはどちらも巻く時は左巻きだった。
ハナカンザシの花は低湿度状態では開きっぱなし
失礼しました。どうも巻く方向の説明は私の誤りだったようです。朝顔の巻き方は図の左ですが、これは右巻きと言った方が正しいと思います。
どうってことないがちょっとだけ不思議です。何処が不思議か。ハナカンザシの花です。撮影は夜だと思うのですが、花が開いています。この花は夜は閉じるはずです。どうして?右は切り取って水差しに挿したハナカンザシです。何気なく見ていますがちょっと不思議です。植物は切り取っても普通に花の開閉運動を続けます。左は開いていますが、右はまだ閉じています。どいう違いなのでしょうか。
湿度変化でギコン、バタン
面白い実験でたしかめる生物の不思議 梶田高由
出版社名 | 東京図書出版会 |
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出版年月 | 2001年8月 |
ISBNコード | 978-4-434-01177-1
(4-434-01177-4) |
人工の障子紙の花が毎日開閉
持ち運び可能なクモのマンションです。霧吹きで水を吹き付けました。よく見てください。何か不思議なことがありませんか。なかなか気が付きませんね。横糸にはほぼ等間隔に水滴がついています。が、縦糸にはほとんど水滴がついていません。多分ジョロウグモです。中央のクモがいるところに帯がありません。ここにもほとんど水滴はつきません。横糸の水滴のつき方を計算したノーベル賞受賞の物理学者がいたようですが、全く間違っていると思います。水滴は糸の粘球についているのだと思います。
アサガオの蕾は成長すればラッパのように開く
アサガオの蔓は今も昔も左巻き?